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K-POP始めアジアンカルチャーが世界に与える影響力

 

高速通信やスマートフォン、そしてNetflixやAmazon Prime、Hulu、Disney+などの世界的なストリーミングサービスが普及したこともあって、世界中のコンテンツが世界中の国で楽しまれることが、より一層当たり前になりました。そんな中、いまアジアのカルチャーやコンテンツが欧米で影響力を増しています。具体的にどんなコンテンツが人気で評価されているのか、解説していきます。

音楽への影響

ここ数年で脚光を浴びているアジアの音楽としては、特にK-POPが際立っています。例えばその一つに、2020年にニュースにもなったことで記憶に新しいBTS(防弾少年団)の快挙があります。「Dynamite」がビルボードで1位になっただけでもすごいことですが、BTSは過去10年間で6曲が「HOT100」1位を記録しており、1位獲得曲を最も多く保有しているアーティストになりました。また、昨年リリースしたアンソロジーアルバム「Proof」は、35週連続ランクイン、ソロでのリリース曲でもメンバー7人全員がランクインを経験するなど、名実ともに世界的アーティストとなっています。

また最近では、5人組グループ・NewJeansの楽曲「Ditto」が、同じくビルボードで96位を記録、デビュー6ヶ月でした。さらに同曲はSpotifyの「世界の週間トップソング」では、11位にランクインするなど、新しいアーティストが次々と記録を打ち立てています。

こういった影響もあってか、アジア文化を祝う音楽祭「We Bridge」と博覧会が4月21日から23日までラスベガスのマンダレイベイで開催されるほどにまで盛り上がっています。

映画・ドラマへの影響

同じく映画、ドラマ業界でも、韓国の快挙が続いています。アカデミー賞で助演女優賞に輝いた「ミナリ」、カンヌ国際映画祭でプレミア上映され、最高賞であるパルムドールを受賞した「パラサイト-半地下の家族-」は話題になったので知っている方も多いはずです。こちらの映画は、アカデミー賞作品賞と国際長編映画賞も受賞しています。さらに、Netflixで世界的にヒットした「イカゲーム」は、第74回プライムタイム・エミー賞でドラマ・シリーズ部門の主演男優賞と監督賞を受賞しました。これは非英語圏で初受賞となる歴史的な快挙でした。最近でも恋愛どキュエンタリーの「Singles Inferno(邦題は脱出おひとり島)」もグローバルランキングTOP10に入り、すでにシーズン3の政策が決定しています。

アニメの影響

もちろんコンテンツといえば、日本も負けてはいません。アカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞したスタジオジブリ作品である「千と千尋の神隠し」、そして、漫画発でアニメになり、世界中にファンを生み出している「ワンピース」「NARUTO」「新世紀エヴァンゲリオン」「ドラゴンボール」「鬼滅の刃」「セーラームーン」といった伝説的な作品たちは、世界のクリエイターに絶大な影響を与えています。その理由としては、「物語力の凄さ」「クオリティの高さ」「ジャンルの幅広さ」「大人も楽しめる内容」といったポイントが評価されていると言われています。

ゲームへの影響

漫画やアニメももちろんですが、アジア各国の文化自体がゲームに取り入れられることもあります。最近ではオンラインカジノ 入金不要ボーナスでお得にプレイで紹介されているような、オンラインスロットに日本のアニメや忍者といった文化が採用されていたり、東南アジアの伝記や、中国のデザインの世界観を取り入れたものなど多種多様です。また、eスポーツなども盛んになっていますが、そんなゲーマーが注目する世界都市にも「韓国」「日本」「中国」はTOP3を占めており、世界を巻き込むムーブメントを起こしつつあることがわかります。

これからのアジアンカルチャーに更なる期待を

音楽、映画、ゲームの話題化など、アジアの文化や才能がコンテンツを通して世界中に伝わり、特に欧米で評価されてきています。知らず知らず、いろんな分野に影響を与えているアジアンカルチャー。これをきっかけにアジアについて学ぶ人が増えたり、観光客の増加など、コンテンツの世界展開を経て、アジアに還元されるような流れ、仕組みができるといいですね。

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