・世界的なゲームソフト販売の低迷を考えれば今の日本のゲーム関連株は高すぎる。
販売現場では消費者のゲーム離れが起こっている。「PS2」を見れば分かる。
ソフト販売がゲーム機の販売本数を下回っている。本物そっくりで高精細な映画のようなゲームなんてナンセンスだ。
・二十一世紀のソフトに大容量はいらない。そんな人海戦術を要する仕事をしていたらソフト会社はみんな沈没する。
・市場調査?そんなことしてどうするんですか?任天堂が市場を創り出すんですよ。調査する必要などどこにもないでしょう。
・ゲームソフトについては今後、売れるものと売れないものの差が歴然としてくる。
毎年、多数のソフトが出回るが、ヒット作品の種類は減るだろう。ただ、売れ筋の製品の販売本数は落ち込むことはない。
一番遊びたいと思うソフトは景気が悪くなっても懐が悪くなっても消費者は購入する。
・ソフトの数量を求める時代は終わった。ソフトは現在の10分の1程度でいい。
RPGがなければ駄目だとか、キャラクターを使用したブランド力に頼った売り方が必要だとか、
大容量を活かした映画のようなソフトが必要だとかいう時代はもう終わった。
・ソフトハウスの囲い込みによって任天堂に勝ったという意見があり、かつてそのような状況があったことは認める。
しかし、今は状況が変わっており、役に立たないソフトハウスを大量に抱え込めばいいわけではない。
>>1
昔から山内は先見の明はあるよな
80年代初頭迄、任天堂はアーケードで超人気だったのにファミコン発売以降ほぼ撤退し、CSを徹底した。
アーケードを捨てきれず、結果的に自社のユーザーを食い合ったセガと対象的だわ
違和感のある見立てだな。
任天堂はアーケードで人気ゲームはほとんどなかったよ。
そもそも、リリースが多くなかったし。
だからアーケードをさっさと捨てれた。
セガの場合、アーケードでハングオンなど体感ゲームをヒットさせてるし、アーケード主体の会社だっただろ。
「ドンキーコングがご家庭で」をキラーソフトにファミコンが売れたんだからアーケードでヒットしてないはない(真のキラーはもちろん家庭用オリジナルのスーマリだが)
北米ならパンチアウトも強かった
全くないとは言っていない。
ただドンキーゴングぐらいしか大きなヒット作はないし、アーケードで超人気なのに撤退してCSに注力した、という話に違和感があるという話。
因みにファミコン投入後にアーケードゲームも出してるけどね。
・ハードの価格競争だとか、ソフトをおまけにつけてまで、ハードを売ったら勝ちだとか、そんな発想は通用しない。
ハードウェアをいくら広げてもだめなんです。ソフトがそれにスライドして、ついてこないとだめなんです。
そんな戦い方はハード体質の戦い方であって、本来のソフト化路線とは違うからだめです。
・大容量ゲームは駄目。こんなことをしていたら世界中のメーカーがつぶれてしまうだろう。重厚長大なゲームは飽きられている。
ゲームは常に新しい楽しさを開発し、ひたすら完成度を高めていくことが本質である。
・ゲームビジネスで一番不足しているのは、デザイナーでもプログラマーでもなく実は才能あるディレクター。
ゲームで遊んでいる人が心から満足して得心できる、それを私たちは完成度と言っているんですが、この完成度を高めるのがディレクターの才能なんです。
・ゲームソフトを作れる技術屋というのはたくさんいます。しかし、本当に才能の豊かな、経験を持った有能な人は極めて少ない。
優秀なゲームを作れる人が少ないということは、くだらないゲームなら作る人が大勢いるということです。
そんな人に市場を荒らされたら、育つものも潰されてしまう。各メーカーが競争になればなるほど、どうしても多作に走り、ソフトの種類で勝負しようということになる。
そうなると、似たようなくだらないゲームソフトが市場に氾濫する。駄作が多く出回ると、消費者は不快感を持つようになる。
そうなったら、娯楽市場なんてアッという間に崩壊します。駄作で市場を崩壊させないためにも「独占」しなければならなかったんです。
・海外戦略はどうなるかということになりますが、結局、だれでもできるものをつくっていてはだめだということです。
だれでもつくれるものは、価格意識が強ければ価格競争に巻き込まれるのは決まっているわけです。
だから、自分のところしか、出せないものがつくれたら最高です。
しかも、それが大衆の懐勘定と折り合いがつき、しかも多くの人たちが初めて体験するような珍しさと楽しさとおもしろさを味わわすことができさえすれば、
これは円高でも何でも戦えます。そういう新しい新製品の開発ができるかできないのかということが決め手になってきます。
ソース元
https://www.youtube.com/watch?v=1sWj6AMNQWE&feature=youtu.be
ゲームソフトを作れる「技術屋」すら追い出されて、ゲームという名の前衛芸術、いや、ゲージツばかり作っているアーチスト()ばかりになってる悪寒
組長の危惧の斜め下行っとるわ…
>>3
>ハードウェアをいくら広げてもだめなんです。ソフトがそれにスライドして、ついてこないとだめなんです。
根本的にまずハードを広げないとソフトがスライドしてくれない
どれだけソフトが良くてもハードが売れなきゃ意味ないのはここ20年で見えてきたな
改めて、凄まじいまでの観察力
>>3
誰でも作れるスマホガチャゲーがアホみたいな利益出してるから外れてるな
結局ゲームの皮を被った賭博の勝利だった
>>3
全ては山内スピリットのおかげか
深すぎんだろ
ぶっちゃけPCでもそういうの求めてるの少数だぞ
メトロイドアザーMで坂本がそういうの開発する際に
説得するの苦労してたみたいだからなぁ
…そんなに苦労し世に送りだしたのに結果はあれだったけど
スマホゲームの脅威はもう言ってるよ
携帯電話が進化したらゲーム機でわざわざやらんって
>>33
すげぇじいさんだな
ディレクターが一番重要なのは大正解だな
サードを下請けにして作ったゲームでヒット飛ばせるのはデレクションだわな
ディズニーもジョン・ラセターいう名ディレクター首にしてからトイストーリー5、アナ雪2とクソ連発w
さすがやな
携帯が進化すればこんなものは要らんって言ってたな
その運命に抗えてるのもまた任天堂だったりするが
だからスマホ/タブレット系統のSwitchを作って対抗してるんだもんな。
携帯電話の機能が進化してくれば「こんなもん(携帯型ゲーム機)要らなくなりますよ」
2001年
そしゃげ()さん既にオワコンですやん
どんだけ頭良いとここまで先見性が磨かれるんだろうか
頭がというか地頭が、だろうな
つまり、辛酸舐めたが故に培われた商売人としての肌感覚やから
計算とか学問とかいう話じゃないと思う
ゲームそのものじゃなくて、ビジネスや関与する人の動きを見てた
この人自身はコンピュータゲームにあまり関心なかった。
人を見てたんだよ。
言うほど優遇してるか?
>>89
去年のE3ダイレクトを忘れたとか嘘だろ
海外で出すものは率先して販売を請け負って積極的に任天堂が宣伝
手取り足取り面倒見て小間使い状態だわ
今なら他機種でも出る聖剣3を何度もダイレクトで扱って大事そうにアピールしてるのが目に付く
ところが今までの「ファイナルファンタジー」というのは、ずっと一貫してひとつの流れを辿ってきました。そして前々作、前作と長い時間と多大なお金を掛けて、そしてCGの威力を最も発揮したソフトに仕上げていくと。
それに対して、私の考えは、ゲームソフトを2年、3年かけて作る時代は去ったんで、そういうことをやっていたんではゲームビジネスは栄えない。また、ゲーム会社も利益を得られなくなっていく。
ゲームの完成度を高めながら、しかも期間を短縮するという、きわめて難しい問題に挑戦する。
こういうことを、ゲームクリエイターは考えていかないとダメな段階に立ち至っているというのが私の考えにあります。
結果、FFは5年かけて分作をリリースする道を選んだのであった
え、5年で完結するんだ?
いや、今回のが発表(E3 2015)から5年かかってる
完結は…そもそも出来るのかねえ
業務と関係ない玩具作って遊んでた横井軍平とかプログラマー岩田を取り立てるとか
引用元: 山内溥の名言が的中し過ぎてヤバい件