「レビュー」について
さらに詳細に言うと「ゲームのストアレビュー」についてです。
本日のnoteは「ゲームのストアレビュー」について3点の内容で書きたいと思います。
(以下、周囲でよく言われてることや僕の意見の両方が含まれており、もちろん異論反論があると思いますので、皆さまの考えるきっかけになればと思います。)
①ストアレビューの質について
まずゲームのストアレビューについてよく言われることがあります。
それは
「日本の人のレビューは世界の中でもかなり厳しい部類」ということです。
ちなみに以下でも書いてある通り、ゲームだけでなく日本の人によるすべてのレビューに付随する問題なのだと思われます。
まず前提として僕はレビューの「5段階評価、100点満点評価」に反対です。
「日本の人がレビューが厳しい」というのは文化的背景があり、国ごとの事情が違うのに世界で一律の5段階評価をしている仕組みがそもそも間違っていると思います。
ただし、5段階評価を採用していうプラットフォームは沢山あり、
僕の会社の作品アルトデウスBCを12/4にリリースしたFacebookのプラットフォームである「Oculus」はまさに5段階評価システムを採用しています。
そのため、ここでは一応5段階評価システムにおける日本の人に対する僕からのメッセージを届けさせてください。
まず第一に言いたいことがあります。
「5段階評価において4点は悪い点である」
ということです。
日本の人は、
「3点を基準に考えて良ければ4点かなり良ければ5点」
をつける傾向にあります。(もちろん個人差はあると思います)
しかしアメリカの人中心に多くの海外のユーザーは、
「5点を基準に考えてそれなりに満足すれば5点、不満があれば4点より下になる」
という傾向があるように感じます。
特に僕らのような国産ゲームをつくっている場合は、日本のユーザーの方からレビューいただくことが多いです。
そのため、他の海外タイトルと比べ厳しいレビューを受ける可能性が大であり、海外のユーザーから見るとレビューの点数が低く感じるリスクに晒されがちです。
そのた、ぜひこのnoteを読まれている方には
「5段階評価で4点は悪い点」という認識を持っていただけますと大変嬉しく思います。
つまり、たまに見かける
「次回作への期待を込めて4点です!」
というのは当のレビューされた方本人としては、
「完璧ではないけど良い作品だから次回作への応援と激励を込めて4点!」
という認識なのかもしれませんが、
開発者からすると
「4点ということは悪いところが結構あったんだ・・・」
と思ってしまうという双方の認識のギャップが生まれてしまう
ということです!
この不幸な事態をなくすために海外でのレビューの点の感覚をご理解いただけますと皆が幸せになれる可能性が増すと思います!
※不具合の報告を星1点とともにつける文化もなくした方がいいと思います・・・!星1点は開発者にとって死刑宣告なので、問い合わせで知らせていただくか、DMをいただくか、または星はせめて3点や4点で書いていただくのが開発者の心理状態にとって優しいと思います。
https://note.com/tokimekishiken/n/n188fd243e074
②ストアレビューの数について
質ときたら次は「量」の話です。
ゲームレビューにおいての日本の人の傾向として、
「しっかり遊んでからキチンとレビューをしよう。書こう」
と思われている方が多いように感じます。
しかし、海外のユーザーの方は、
「とりあえず初回プレイの感想をレビュー(5段階評価の星をつけるだけでも)しよう!」
と非常に「軽率にレビューをする(5段階評価の星をつけるだけのことも多い)」傾向にあるように感じます。
たとえば昨日12/4に僕らの作品であるアルトデウスBCと同時に発売された、以下の海外タイトルは非常に多くのレビューが「良い意味軽率で軽率」につけられています。
他の海外タイトルにも似たような傾向があります。
もちろん「しっかり最後までプレイしてレビューをいただく」というのは大変ありがたいことです。
しかし、ゲームにおいては「初速の売上」が大事であり、
「レビューの数の多さ」というのはユーザーにとってそのゲームの売れ行きを推測する要素になりますので、
「レビューの数が多い作品がさらにどんどんと売れていく」ということが往々にして起こります。
そのため僕からの皆様への提案としては、
「初回プレイの感想を軽率にレビュー(星をつけるだけでも)していただく」
ということです。
それを僕が皆様に提案しやすい理由としては、
「レビューの文章も星の数も後から変更することが良くある」
という文化が海外にはあるためです。
まずは初回プレイで星をつけるだけでもいいのでレビューをしてみる。
そして最後までプレイしたり、途中の段階でレビューを変えていく
それがユーザーの方にとっても開発者にとっても一番良い結果につながるのではと思います。
この人が作ったゲーム
VRゲーム『アルトデウス:BC』が本日12月4日発売。主演・鬼頭明里さん、監督・柏倉晴樹氏ら開発スタッフのコメントもお届け
作品詳細
タイトル:ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンド クロノス)
ジャンル:VRインタラクティブストーリーアクション
対応プラットフォーム:Oculus Quest Oculus Rift and more
発売日:2020年12月4日
プレイ人数:1人
価格:3,990円
ハッシュタグ「#アルトデウスBC」
https://www.famitsu.com/news/202012/04210617.html
辛口評価も文化やからね
Amazonがきれて発売前のレビューできなくしたくらい酷いからな
遊べない!ずっとメンテ!☆1!
だからなあ日本人は
ほんそれ
引用元: ゲーム開発者ブチ切れ「JAPはレビューですぐ悪い評価つけるからクソ。お前らのせいで売れないんだよ」